SSブログ
音楽・本 ブログトップ
前の10件 | -

wide prairie wide open [音楽・本]

linda mccartneyが遺した
唯一のソロアルバムと
写真作品の回顧展カタログブック
アルバムでは 1977年にlee`scrach`perryが
エンジニアを勤めてレコーディングされた
コーディッツのカヴァ「mister sandman」と
マグアイア・シスターズのカヴァ「sugartime」が
聴き逃せないトラック
70年代から90年代までに撮られた
写真作品からのセレクションは
ランドスケープも静物も
ポラロイドを基にしたカラー作品も
対象の選択 切り取り方 明度 
いずれもが とても好ましい
色眼鏡で見てしまうのは
残念すぎますよ
linda.jpg
lindalinda.JPG

kaikouken [音楽・本]

昨日は 西荻ブックマーク
「開高 健-芥川賞以前・素顔の側面-」
@こけし屋別館2F
講師:ゆたか・せん御大による 語り残すしか
ない 開高の「素顔」についてを 拝聴
そういうことだったんですね
nbm kaiko.jpg
どうせ西荻に行くなら ささま と音羽館は
はずせまい
またしても安さに目が眩み ひとやま掴んでしまう
なかんずく ようやく掴んだのが
yajiuma1.JPG
松田某・呉某ら野次馬旅団による
『戯歌番外地 替歌にみる学生運動』
序詞:上野昂志 挿画師:赤瀬川原平
yajiuma2.JPG
左派系読本多数収録の ‘100万人の焦点 三一新書’
より
60年代を中心に 50年代を少々
しかし いまコレを読んで 語り合えるのは
誰なんだろう
パラパラ捲ってたら なぜだか
長谷邦夫の「バカ式」が 無性に読みたくなった

パロディ漫画大全

パロディ漫画大全

  • 作者: 長谷 邦夫
  • 出版社/メーカー: 水声社
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 単行本


あと ささま で 天野 滋『見上げれば雲か』も
見つけることができました 
ナイスな カバーイラストは 矢吹申彦
版元は 八曜社
王道のパターンですね
amano shigeru.JPG

2008⇒2009 [音楽・本]

本年度の絶不調を完膚なきまでに止揚克服!

年末~年明けのラインナップ(一部)

okashina.JPG
ひんみん.JPG
yuyama.JPG
南極.JPG
hd.jpg
miyamoto.JPG
jl.jpg
ctde.jpg

…we shall be happy

TOUT VA BIEN [音楽・本]

まあ、そうでなきゃ困りますわな。
一年が始まったばっかしだし。

なんですな、とりあえず年末をもって
気分一新、リセットしちゃおうって
ご都合主義ってのは…
好きですわぁ。

とはいえ、未だ何をやるでもなし、
今年の行く末を(ちょっとだけ)案じながら、
ひたすら本を読んでるだけだったりして。

-追加したブツ-

随分と久し振りの再読。
(ほとんど忘れてるのね)
ドリュ・ラ・ロシェル『ゆらめく炎』
(le feu follet)[河出書房新社’67]

ご存知ルイ・マル「鬼火」の原作。
映画観たのも随分昔の事になりますなあ。

サティ「ジムノペディ」が効果的に使われてたのは
いまだ忘れ難し。

片岡義男『ミッチェル』
(Mitchell)[新潮文庫’92]
ジョニ・ミッチェルに導かれ、紡ぎだされた
11の短編。
(新潮文庫版はオリジナルに書き下ろし2編を
加えて更にいい按配の作品集となってるので
読むならコチラを。でも絶版かあ。じゃBで
ドゾ。105円)
「ちょうどその頃」「サーフボードの運命」
「紅茶の真夜中」「眠ってるあいだの無防備」
あたりが好みのタイプであります。

永井 宏『マーキュリー・シティ』
(Mercury City)
[東京書籍’88]

‘88年の夏に刊行された永井 宏の
第一エッセイ集。
刊行当時に入手するも、いつしか手放して
しまっていて、随分捜していたところ、一昨年
西荻の古書店Gにて発見。
以後、幾度となく読み返しているわけだが
今回は、昨年末刊行された直枝政広
「宇宙の柳、たましいの下着」[boid/map’07]
で以下のように触れられていたので。
少し長いけど、引用を。
‘ちょっと先輩の永井宏『マーキュリー・シティ』
も稀代の名エッセイである。おそらくはNRBQを
日本に紹介した初めての本だ。フレッド・ニールの
立つあの路上からつながる平熱の夜景がここにある。
復刊を強く求めたい。彼の書く小説も海辺の気だるさ
にあって実に味わい深い。日焼けした日の夕方の感じ
がするんだ。’
…う~ん、サスガは直枝さん。「マーキュリー~」
のみならず、永井さんの小説作品にも言及されるとは。
そう、永井宏「smile」’99「夏みかんの午後」’01
[共にサンライト・ラボ]
なんて、もっと多くの読者がいるはずなのにな。
こちらも乞う!復刊。な書籍と言えましょう。

そうそう、川本三郎「ミステリと東京」[平凡社’07]
にはやられちゃいました。
未読作品も多々ありながら、本書に掲載されたタイトルは
資料本含めて一から読み直したいっす。
(なにしろ、ミステリ作品を俎上にあげてるもんだから
当然ながらネタバレご法度。そりゃフラストレーション
たまりますわな。)

そんな読書のお供は、獅子十六/監修の
『魅惑のムード 秘宝館』[東芝EMI’00]。

シビれる音源のオンパレードで、頁繰る手ェも
揺さぶられっ放し。(本末転倒)

おまけ。


秋味 [音楽・本]

すっかり秋めいた、というより最早冬を感じさせるこの頃の気候。

手持ちの中で、秋のイメージといえばこのレコか…

「Walter Gross plays his own great songs 」
Russell Garcia and his Orchestra
1956 ( ABC-Paramount ABC-153.)

近年、矢鱈と多くなった連休だけど、まあ、カラダが休まって
いいやね。

で、この三日間もあれやこれやと手持ちのレコを聴いてはみたけど、
五臓六腑に染み渡る思いを味わったのは、このあたり。

「ITALIA」 PIER ANGELI
1959(ROULETTE/R-25051/東芝EMI/TOCJ-9601)
超絶美形女優/ピア・アンジェリがたった一枚残した至宝の作品。
こりゃ寺島靖国氏にリスペクトせにゃならんですわな。
このお顔でこのお声は反則。
聴き飽きないわあ。

「Live AT SIN-É」JEFF BUCKLEY
1994(BIG CAT/ABB61XCD)
リリースされて即購入した一枚。
当時、凄く聴き込んだ覚えが。
特に三曲目の「Je N’en Connais Pas La Fin」。
でも、その後のレコは一枚も聴いていない。
何故?
まあでもたぶんキット聴くだろうな。
必ず。

昨晩はジュンク堂池袋店で開催された
直枝政広「宇宙の柳、たましいの下着」発売記念イベント
(トークショー)へ。
直枝政広VS湯浅 学。
徹頭徹尾のレコードコレクター談義。
好きモノにはたまらん1時間強。

それにしても、この本、カーネーション・ファンは勿論だが、
すべての音楽、とりわけレコードマニアにはたまらん内容ですぜ。
ヘタなレコガイド本なんぞより、断然深くて面白い。
本書の表紙に貼り付けてあるステッカーの惹句-
「バンド歴24年、リスナー歴40年
直枝政広の勘違いの音楽史
演奏と聴取の共鳴が奏でる
究極のディスク・ガイド・ブック」
には誇張も偽りもない。

そこかしこにオイラの好きなお皿が続出。
また、それにまつわる話がいちいち頷ける…
やばいっす。この本。
直枝氏のテイストに加え、中山義雄、樋口泰人両氏
による、ファナティックなまでの(質・量共に)アルバム
解説と注釈が読者を圧倒する。
おまけに4曲入CDもついてるんだから、文句なしだわな。

トークショーに向かう前に入手したのがコレ。

作詞を手掛けた阿久悠氏も思い入れある一枚だそうで…
(作曲/井上忠夫・編曲/川口 真)
「本牧メルヘン」鹿内 孝
1972(キャニオン/A-90)


COMING SOON [音楽・本]


「宇宙の柳、たましいの下着」直枝政広
編集:boid 発売:map
11月26日on sale!

いまは無性にこのアルバム

が沁みるのさ。


Couples4 [音楽・本]

『怖い絵』久世光彦
(文春文庫‘97)

70年代、久世光彦演出のドラマを観て育った世代
(しかも、その世界が好みで相当に影響受けた)ならば、
久世光彦が描くフィクションやエッセイなどが
フェアイヴァリットシングとなってしまうことは
極めて自然なことでありましょう。

とりわけ本書は、カバーにワタクシが偏愛する画家・高島野十郎の、
中でもオブセッショナルに愛好する「蝋燭」があしらわれているものですから、特別な一冊なのであります。

加えて、ベックリン、竹中英太郎、ルドン、モロー、クノップフなど、
同様に若き日より傾倒しております画家が挙げられている
ものですから、思わず手前の為に書かれているのでは、
と思い込んでしまうほどにのめりこんでしまいます。
錯乱セズにはいられませぬ。

それにつけても、本書で紹介される画家-作品の中で
最も怖ろしいのが、甲斐庄楠音。
「二人道成寺」。
…コレは相当にヤバいのであります。
この世のものではない。
魂持ってかれちゃいますって。

文庫版でも遜色ない、カラー口絵が嬉しゅうございます。
おまけに解説は、矢川澄子女史ですし。
古本屋で見かけたならば、必ず買いで。
一家に無尽蔵に。
(そして、友人・知人に否応なく配りまくりだ。
片岡義男「ぼくはプレスリーが大好き」や
ブローティガン「西瓜糖の日々」同様に)

合わせ聴くのはBRAIAN ENO『DISCREET MUSIC』。
(obscure records/Antilles records AN7030‘75 米盤…)

SIDE:A「DISCREET MUSIC」
SIDE:B「THREE VARIATIONS ON THE CANON
IN D MAJOR BY JOHANN PACHELBELⅰ~ⅲ」
を繰返し得心ゆくまでひたすらに聴く。
途方もなく至福の時が…


Couples3 [音楽・本]

『夜の市長』田邊茂一
(朋文社‘57)

紀伊國屋書店創業者として知られる著者のエッセイ集。
覆刻版もあるけど、やっぱしオリジナル版造本の素晴らしさ
には敵わない。(装丁:畠野圭右)

タイトルも意味深で激シブ。
(遡ること10年前に川島ダンナのシャシンで「深夜の市長」
ってのがありましたっけね。)
内容は、「雀百まで女と酒、めぐる因果のくり返し」
(著者あとがきより)。

まさにオトコのためのィ夜の読本。
持ってるだけで、嬉しくなってしまう一冊なんだなァ。

さて、BGMは何がよろしいか?
Niel Youngの新譜「Chrome DreamsⅡ」辺りじゃ、嵌まり過ぎか…

じゃあ、いっそのこと
滋賀が誇る唯一無比のサウンドメーカー=ほぶらきんの楽曲ってのは
いかがでありましょうか?



(OLSEN RECORD/6930~6933 「ゴースンのテーマ」から
「潜水艦」まで 13tracks収録)

オリジナルは、7吋E.P.(「インドの虎刈り」ほか)だったり、ソノシート
二枚組みだったり(「ゴースンの一生」)して、せわしないのでやっぱ
CD流しながらがよろしいでありましょう。


『ほぶらきん』(Alchemy/ARCD-029)


『ランニング・ホームラン』(Alchemy/ARCD-131)

一曲のプレイタイムが短いので(SSほどではないにしろ)、
40~50曲くらい収録されてたりしますけども。
(’81年に新宿LOFTで観たよ、そういえば)

…しかし彼等のサウンド、あまりにも強烈過ぎてBGMには
向かないかも…
いやいや、田邊氏の個性ならば懼るるにたらんでありましょうぞ。

眠れぬィ夜に追い討ちをかける、かなりキッメなカップリング。


Couples 2 [音楽・本]

秋雨の今宵はこんなカップリングでは?
『 DANCE WITH SMILEY』スマイリー小原&スカイライナーズ
(KING/KICS2470)‘06 KING RE-JAZZ SWING

“踊るコンダクター/バンマス”=スマイリー小原の音源から
厳選された16tracksを収録したvery bestアルバム。
KING RECORDS「KING RE-JAZZ SWING」シリーズの
一枚。

このジャケ見れば、レジへまっしぐら必至でショ。

残念ながら、‘動く’スマイリーは、映画や歌謡ショーの
フィルムでしか観たことないけど、そのクールで
エキセントリックなお姿は、生涯忘れることの出来ない
強烈な印象を与えてくれたものです。

LATIN MOODも漂わせ、心地よくカラダがSWINGする
ナイスなサウンド集。
読書にゃうってつけでありましょう。

BOOKはコレで。
イアン・マッキューアン(マキューアン)が’78年に発表した
第二短編集「In Between The Sheets」の翻訳本、
『ベッドのなかで』(集英社‘83)。
70年代末~80年代前半にリリースされていた
‘現代の世界文学’の一冊。

いやあ、若いっス。期待の新人っス。

しかし、ここまで巨匠になってしまうなんて当時は…
忘れじの一冊、であります。


前の10件 | - 音楽・本 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。