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Couples 1 [音楽・本]

今宵は斯様な組み合わせでいかがでしょう。
『SWEET SOUL』THE KELLY BROTHERS
(EXCELLO/8007)

もお、ジャケといい中味といい、文句ナシの一枚。
以前にCD化されてたんですって?
その昔、渋谷・芽瑠璃堂で購入した(多分)弩愛聴盤。

くつろぐブラザーのナイスショット…

エンジニアはDan Penn。
一家に三枚はキープしたい音盤であります。

じゃ、今宵は此れに合わせてヘンリー・ミラー
『愛と笑いの夜/Night of Love and Laughter』
吉行淳之介:訳(河出書房新社/福武文庫ほか)

を再読しましょうかい。

しかし、ヘンリー・ミラーでさえ、容易に読むことが
出来ない読書環境(出版状況)ってのは一体…
だよね。


STORMY WEATHER [音楽・本]

今日の音楽
『MUSIC FOR COURAGE&CONFIDENCE』
MARK EITZEL(NEW★WEST/NW6038)‘02

MARK EITZEL(a.k.a.American Music Club)。
SINGS THE SENTIMENTAL HITS OF THE
40s,50s,60s,70s,&80s
ジョン・ハートフォードとかカーティス・メイフィールドとか
フィル・オクスとか。
過日、鎌倉ゴーティで聴かせてもらい、気になってた一枚。
ボケ写真をあしらったジャケもペーソス漂わせててナイスです。

何故か無性に
『TOTAL SEX』
Whitehouse(COME ORGANISATION/WDC881005)‘80

まったく、家人がいないからいいようなものの…

本作がリリースされた頃、白石民夫氏らが企画していた
「剰余価値分解工場」辺りの「サウンド」に
どっぷし浸かっていた。
本作には同じ気配を感じ、幾度となく聴いたものだ。
本日、久々に聴いてみたのだが…

お口直しに(?)
『河内音頭 悪名』
三音家浅丸(ポリドール/MI1490)?

これは多分、「錦糸町大盆踊り
KINSHICHO The Big Lantern Festival Dance '86」
会場で購入したものでありましょう。

遠い昔やな…
なんだか東光和尚の小説が読みたくなるなあ。
「浅草十二階崩壊」でも引っ張り出すか。

でも今日の一冊は
『犬』
阿部知二 他(中央公論社)‘54

新書サイズの「犬の随筆 小説集」。
これは「sumus#6特集・新書の昭和三十年代」
‘なつかしき中公新書’の項でも採り上げられていた一冊。
執筆された生田誠氏によれば、昭和29~33年頃に
刊行されていた「中公新書」。
装幀(基本フォーマット)は恩地孝四郎。
本書のカバアは脇田 和。
カバア着けてても、外しても渋イ。イイ~ネ。
幸田 文「あか」がお気に入り。
(同じ趣向で「猫」もあるそうな。コチラのカバアは
猪熊弦一郎。すげ欲しいっす。)

あとは早く、『ブーヴィエの世界』(みすず書房)に
手ぇ出さないとね。


プレイガイドジャーナル社からの一冊 [音楽・本]

『Weekend』(プレイガイドジャーナル社)‘84
沢田としき
NOUVELLS VAGUES COMIX
UNKNOWN NATIONALITY COMICS
SAWADA COMIX COMPANY

イラストレーター、絵本作家として活躍する、
沢田としきの初期コミック作品集。
‘79年~‘83年に「ガロ」や「マンスリーバイブ」、
「ビックリハウス」などに掲載された作品を中心に収録。
アメコミ風味の、都市生活者のためのコミック。
そこかしこから音楽が聴こえてくる、小粋な作品集。

…今読み返すと、サスガに「時代」を感じてしまうブブンは
あるけれど、手放せない一冊。(二冊持ってたりして。)

「街角パラダイス」(CBSソニー出版)‘86も
「バビロン 」(河出書房新社)‘92も
同様にマストアイテム。
(でも、絵本は「アフリカの音」(講談社)'96しか持ってないのよ。
日本絵本賞受賞作品であります。)

音楽ファンの皆様方には、大塚まさじ氏のアルバム
「屋上のバンド」‘88、


「アイノウタ」‘91、


「一輪の花」‘00

のジャケや、雑誌「ぐるり」の表紙イラスト・題字、
下北「ラカーニャ」の内装などでナジミがあるのでは。

プガジャ、か。なんだか懐かしい響、でございます。


ミュージック・マガジンからの一冊 [音楽・本]

『ストリート・キングダム』地引雄一
(ミュージック・マガジン)‘86
東京パンク/インディーズ・シーンの記録

カバー見返しより引用-
[地引雄一
東京でパンクが最初に爆発したのが1978年のこと。
地引雄一は、その始まりから、現場のまっただ中にいた男である。
カメラをたずさえ、白熱するライヴを撮り続けるうちに、
あるときはマネージャーとして、ある時はイベンターとしても
シーンとかかわり、東京のアンダーグラウンド・ロックの
中心人物の一人となる。
81年からはインディーズ・レーベルを手掛けるようになり、
数多くのバンドを世に送りだす。
現在は、テレグラフ・ファクトリーの代表。]
(86年当時)

70年代末より80年代半ばまでの
‘東京パンク/インディーズ・シーンの記録’集。
シーンの只中に居た著者だからこその、
リアリティある描写に引き付けられてしまう。
ライヴな写真も当時を理解するうえで極めて貴重。
残念なのは、品切れ状態のままで容易に読めないこと。

最近じゃ、60~70年代フォーク~ニューミュージックシーン
についての論究本が続々と復刊、新規刊行されてる様子なので、
是非、その波が80年代シーンにまで押し寄せてくる事を
強く望む次第であります。

カバー見返しより引用-
[この本に登場する主なバンド、アーティスト
紅蜥蜴/リザード/フリクション/ミラーズ/Mr.カイト/
S-KEN/スピード/ワースト・ノイズ/81/2/マリア023/
プラスチックス/Pモデル/チャンス・オペレーション/
突然ダンボール/アーント・サリー/イヌ/Phew/SS/
ノンバンド/ゼルダ/午前四時/オートモッド/スターリン/
じゃがたら/白石民夫/水玉消防団/フールズ/非常階段/
ジル・ド・レ/ゲルニカ/山崎春美/EDPS/EP-4/吉野大作/
山口冨士夫/チコ・ヒゲ/くじら/カトゥラ・トゥラーナ/
招き猫カゲキ団/サディ・サッズ/G-シュミット/あぶらだこ/
マダム・エドワルダ/ルーズ/キャー/RAP/グール/
あけぼの印…]


参考資料当時ノ フライヤー ヨリ マイナー系…


rock'n roll modern lovers [音楽・本]

週末の土曜日、三軒茶屋「RAIN ON THE ROOF」で開催された
永井宏氏の「folksongs tour」へ。
この企画は今月初めに刊行された永井氏の新刊「folksongs」(windchime books/no.9)発売を記念してのソロでのライブ。
(ポエトリィリーディング+弾き語り)。

会場である「RAIN ON THE ROOF」は、イベントも頻繁に開催される
雰囲気あるカフェ。
映画好きならご存知であろう、この映画館の裏手辺りに位置しております。

さて、音楽ファンならお判りのように、店名はLovin' Spoonfulが
1966年にリリースしたシングル曲から命名された様子。
(店内に日本盤シングルが飾られておりました。)
You and me and rain on the roof
Caught up in a summer shower
Dryin' while it soaks the flowers
Maybe we'll be caught for hours
Waitin' out the sun
って曲。(you tubeに映像あり)

肝心のライブはというと、途中10分の休憩を挟んでみっちり二時間。

「ロックンロール・モダン・ラバーズ」(from「a hundred poems」)

「少年の夢」(from「Revenge of the rabbits and 77 love songs」)
~丸い形をしたクラッカーを鼻の上に載せ、手を使わずに食べる、
をみんなで実践しました。

「朝の雨」(gordon lightfoot)
「クマと遊ぼう」
「くよくよするなよ」「明日は遠く」(bob dylan)
「信じていれば月に行けるさ、マン・オン・ザ・ムーン」(r.e.m.)
「paisley underground」「表現主義的絵画世界」
(from「folksongs」)

「アイシャルビーリリースト」、「サーファーガール」、
「レインオンザルーフ」、「マザーネイチャーズサン」

などなどを披露しておられました。

途中でドーナッツ(from神戸)の差し入れもあったりして。

永井さんの人柄を反映したライブなのでありました。


ガールフレンド・イズ・ベター [音楽・本]

茅場町の「森岡書店」。洋書のアート、建築、写真集、絵本を中心に扱う古書店。ギャラリーも併設。(只今は、森山大道氏に師事した赤羽建美氏(小説家として知られる)の写真展「瞬間最愛記録展」を開催中。)川沿いの古びた雰囲気のあるビルの3階。開かれた窓の下には緩やかに流れる川が。地下鉄駅から至近距離にあるロケーションもGOOD。また同じビルにはいくつかのギャラリーも入っていて、4階の「レクトヴァーンギャラリー」では肖像画家・安斎知行とHAROLD・安斎肇との父子企画展『PORTRAITS』が開催されておりました。


[「HOPPER'S PLACES」Gail Levinを購入。]

また、遅まきながら駿河台下交差点ソバにある振天堂ビル4階にOPENした「カフェ・ヒナタ屋」にも行ってまいりました。コチラも古めかしい建物で、狭い階段、年代物のエレヴェーターが圧巻(?)ながら、お店の雰囲気はスコブル心地よし。雨模様で夕闇迫る時間帯に訪問したけど、フライヤーにある「のんびりゆったり」「明大通りを一望する眺めの良いカフェ」に偽りなしのGOODロケーション。明大通りに面した窓際の席で、キリンの小瓶なんぞ呑みながら、龍胆寺雄の「放浪時代」なんぞを読んでると、店長さんがスタンドライトを点けてくださったり。ナイス気配り。そんなこんなでついつい時間を忘れてしまうほど、リラックスさせていただきました。良い空間であります。イベントも多数行われる模様。一息つける、絶好のスポットだわ。

そして三丁目のニュースポット「upset the apple-cart」。異論はあろうが、ワタシはでかい音でROCK’Nしてるのがたまらんのであります。シビレる。鈴木茂とwaterboysをカラダで受け止める快感。

更に。開店以来、不義理のワタシ。もうすぐ二周年という、「アガジベベー」。三丁目時代(「おいしい水」)にはズイブンとお世話になったクセに。…四の五の言わずにいいお店です。2階はフォトギャラリー。店主・丸山さんのパーソナリティが按配良く反映されて心地よい酒場となっております。通わなくっちゃね。

最近読んだ本で唸らされたのは、堀部篤史(a.ka.恵文社一乗寺店店長/京都)の「コーヒーテーブル・ブックス ビジュアル・ブックの楽しみ方23通り」(millw books)。俎上に載せている画集、写真集、レコード、etc.の選択眼もさることながら、文体のグルーヴが無駄なく無理なく心地よく響いて来るのです。

思わずBeirutの「Gulag Orkestar」のCDオーダーしちゃいましたぜ。(結果、大正解。)

…悪いことばかりじゃありはしない。ね。


grey skies [音楽・本]

体調不良…
涼しいのが救いの一日でありました。
久々にCD棚から田島敦夫氏の「ソング」(‘01/Comet)を引き出し、本日発売の“en-taxi18号”に掲載された、大江慎也の小説(!)「右を下にして眠ると」を熟読。いやあ、衝撃だわ。

引き続き、先週下北D社にて格安で購入のFlaco Jimenez「Ay Te Dejo En San Antonio」(‘86/ARHOOLIE)を聴きつつ、坂本忠雄プレゼンツ「文学の器」第16回「幸田文「流れる」の過剰な視線と野生の奔流」(ゲスト:角田光代 聞き手:坂本忠雄+坪内祐三)を爆讀中。奇遇にも(?)先週、西荻の古書店Oの均一コーナーで‘56年刊行の単行本(ハードカバー・函入り/鹽谷貲の装幀が味わい深し)を入手したばかり。


これはbest盤

文庫版

DVD/成瀬巳喜男

最近愉しみにしてる雑誌は“en-taxi”と“Coyote”位ですかね。


yesterdays [音楽・本]

HENRY DARGER:A STORY OF GIRLS AT WAR-OF PARADISES DREAMED
ヘンリー・ダーガー 少女たちの戦いの物語-夢の楽園
原美術館 ~7月16日まで
昔、世田美で観て以来久々の再見。いたいけな少女(ちんこ有)たちの壮大なる革命図絵(?)。不思議な色彩感覚(エキセントリックではなく)と、途方も無く奇天烈な想像力・造形力に強く揺さぶられてしまう。平日の昼下がりだっちゅうに、場所柄かうら若き女性の観客が圧倒的多数。お洒落か?お洒落なんか?


原美術館

このところの超ヘヴィローテーション盤、佐野元春「Coyote」。聴けば聴くほどに滋味深し。
日々、フェイヴァリットソングは移ろうが、「呼吸」「コヨーテ、海へ」は不動。言葉が深く染み入るのだ。勿論「荒地の何処かで」「君が気高い孤独なら」も…う~ん、捨て曲なしだわ、やつぱし。

そのほか、川下直広トリオ「ナポリタン」(b=不破大輔・Dr=岡村太 LIVE観たい!)、Terry Adams「Rhythm Spell」(2ndソロアルバム。Special guestにJake Jacobs!Tom Ardolinoも参加。悪かろう筈がない。)
The Ballads「The Gift of Love」(甘茶ソウル好きには垂涎の一枚。なんとリイシューされました。ジャケセンス抜群!オヤジソファ咽び泣き必至。)


本では石田千「部屋にて」(佐々木美穂女史の絵と立花文穂氏の装丁というゴージャスかつギミックな造本も目を惹く。24のショートストーリー集。)

三木聡「図鑑に載ってない虫」(先週から上映中の映画/自身が監督・脚本-の「原作」/書き下ろし小説。「時効警察」、90年代シティーボーイズLIVEファンならツボに嵌まるであろう一冊。くだらなさの江戸むらさき特急。)

火曜日は下北leteでウクレレスライダースのLIVE。久住昌之&藤井康一両氏によるウクレレユニット。まずはProjector Q(街&身近で発見したストレンジな光景・現象をスライドで紹介)あ~、タモリ倶楽部なノリ。古くは「ビックリハウス」「トマソン」アタリを源流とする不滅のテーマ(?)じゃ。散々笑かせていただいた後、怒涛のLIVEへ。久住サンの「落ち武者」(なんと、アンコールでも!バカうけ。)、「ABCの歌」、「自由の筈」、藤井さんがリードする「月光値千金」、しまいにゃキング・エルヴィスも斯くや、とばかりにウクレレ・ロケンロールまで飛び出す熱狂のLIVEとなった次第。いや、満喫・満足な宵でありました。Uで格安なレコも入手出来たし。〆は久々にstories。しかし、時間があまりなく、慌ただしく呑んで退散するハメに。今度はゆっくりお邪魔しますね。


マンボ・バカン(再) [音楽・本]

ラテン・マニヤ(とりわけフェイクなテイストがお好みのムキに)、和製グルーヴフェチならば避けては通れぬ大定番(盤)が、“平成に甦る昭和マンボ野郎!”=東京パノラママンボボーイズの1STアルバム『マンボ天国』(1991年)。
今更ですが。

思い起こせば発売当時は折しも、ダンス・フロアではラテン・フレイヴァーがプンプンと漂っていた時代。(ワタクシもペレス・プラードやマチート、ティト・プエンテ、カル・ジェイダーはもとより、日本歌謡曲に潜む数々のヒップなトラックを求めて場末のレコ屋巡礼、胡散臭い界隈を彷徨したものでございます。)
それゆえ、形式をトレースしただけのユルいブツも多数蔓延していたりもしたけど、手練なメンツで構成されたビッグ・バンドをフィーチャーした本アルバムは、図抜けた出来映えといえるでしょう。

キレがよく、ボディソニックなラテンのビート+リズムを聴くにつけ、こりゃ単なるキワモノ、似非ラテン企画モノと片付けるワケにはいかねえナと思ったもの。更に当時開催されたLIVE ACTでは。確か渋公(現・CCレモンホール…)だったと思うけど、ドリフ(ターズ)もかくや、とばかりに回転舞台を駆使した舞台転換見せてくれたりして、エンタメっぷりもハンパなかったコトを記憶している。
コモエスタ八重樫+パラダイス山元+ゴンザレス鈴木の曲者三人が、時空を歪曲してお送りする“マンボにチャチャチャでゴーゴーゴー!踊り踊る踊れの68分間13秒 全25曲”。はたまたBAD‘N’NI~CEなひとときをお約束するパンドラの函。
現在は、2NDとのカップリングCD二枚組みで味わえます。(でも、初回の東泉一郎:AD、ソリマチアキラ:イラストレーションのARTWORKがサイコウなのですよ…)テイチク謹製。

そして、一緒に愉しみたい読み物は、やはりコレ。
コモエスタ八重樫『MOD EAST』(TOTO出版・2004年)。

雑誌「AXIS」に連載されていた和物モダン建築(60’S~70’S)の写真+コメント集。消えモノゆえに貴重な資料だし、なにより昭和テイストに参っちまってるムキならば、座右の書として重宝する筈。
八重樫さんによるOST CD付き。装丁は東泉一郎氏。(オリジナルは、レディメイド・インターナショナル版。函入りのMINI本でありました。その解説はなんと!横山剣/a.k.a.CKB。イイ~~~ネ!)


なんでもない日には [音楽・本]

通販で注文したブツ(古本ね)が届く。
多分、どれも古本屋を数件歩けば見つかるであろうもの。
珍しいものではありません。

小野耕世:編「60年代のカタログ」(’75/’76-31刷!‘21世紀ブックス’主婦と生活社)
当時入手してひどく興味を持って眺めたものです。テレビ・漫画・映画・歌謡曲…古いものへの興味を植えつけて呉れちゃったに違いない要因のヒトツ(多分)。今でも実家にある筈だが。秋山道男氏も執筆者のひとり。イラストは、原田治と奥村靭正の両氏。レイアウトは奥村氏。これらは今回の再読で知りえた。そりゃそうだ、当時は彼らのことなど、知っちゃあいない。(原田氏は、ビックリハウスで知ってたかも)
大島弓子「バナナブレッドのプディング」(’80小学館文庫)
これは東京で入手したな。’82年ごろか?憑かれたように大島弓子のマンガを読み漁ってた頃に。新書版から当時流行ってた漫画文庫まで。最近はすっかりご無沙汰だが、その熱はズイブン長い間退かなかったなあ。文学者(ブンガクモノ、と読む)には、あの長いネームの嵐がたまらぬのじゃよ。出てくるゲイのハナシも今じゃ相当にカワユイもの。しかし、アノ頃の少女はこの作品を読んで、何を想っていたのでありましょうか?
杉田比呂美「街のいちにち」(’93 ブロンズ新社)
杉田さんが描く絵は好きですね。特に最近の女性をモチーフにした、何気ない様子を描いたものなど特に。
昨年、南青山のギャラリーで作品を観て、そうのように確信した次第。

DVDで成瀬巳喜男の「山の音」を観る。鎌倉を舞台にした、川端康成原作の有名作品。時折、無性に観たくなる。原節子が時に見せる、おきゃんな仕草がなかなか、ネ。男どものダメっぷりもハンパなし。これじゃおんなはNO WAY OUT。自分でとっとと出て行かなきゃね。時代は変わる、ってことでありましょう。

沖縄食材店で。
島らっきょう と 小亀。

あれこれ聴いてたけど、今週末はJERRY GARCIA「GARCIA PLAYS DYLAN」が一等しっくり来ましたね。
GARCIA BANDやDEADでプレイしたディランの曲のみをコンパイルした二枚組CD。1973から95までにLIVE レコーディングされた未発表バージョン集。沁みるわあ。お宝ディスクであります。


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