Couples3 [音楽・本]
『夜の市長』田邊茂一
(朋文社‘57)
紀伊國屋書店創業者として知られる著者のエッセイ集。
覆刻版もあるけど、やっぱしオリジナル版造本の素晴らしさ
には敵わない。(装丁:畠野圭右)
タイトルも意味深で激シブ。
(遡ること10年前に川島ダンナのシャシンで「深夜の市長」
ってのがありましたっけね。)
内容は、「雀百まで女と酒、めぐる因果のくり返し」
(著者あとがきより)。
まさにオトコのためのィ夜の読本。
持ってるだけで、嬉しくなってしまう一冊なんだなァ。
さて、BGMは何がよろしいか?
Niel Youngの新譜「Chrome DreamsⅡ」辺りじゃ、嵌まり過ぎか…
じゃあ、いっそのこと
滋賀が誇る唯一無比のサウンドメーカー=ほぶらきんの楽曲ってのは
いかがでありましょうか?
(OLSEN RECORD/6930~6933 「ゴースンのテーマ」から
「潜水艦」まで 13tracks収録)
オリジナルは、7吋E.P.(「インドの虎刈り」ほか)だったり、ソノシート
二枚組みだったり(「ゴースンの一生」)して、せわしないのでやっぱ
CD流しながらがよろしいでありましょう。
『ほぶらきん』(Alchemy/ARCD-029)
『ランニング・ホームラン』(Alchemy/ARCD-131)
一曲のプレイタイムが短いので(SSほどではないにしろ)、
40~50曲くらい収録されてたりしますけども。
(’81年に新宿LOFTで観たよ、そういえば)
…しかし彼等のサウンド、あまりにも強烈過ぎてBGMには
向かないかも…
いやいや、田邊氏の個性ならば懼るるにたらんでありましょうぞ。
眠れぬィ夜に追い討ちをかける、かなりキッメなカップリング。
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