SSブログ

TOUT VA BIEN [音楽・本]

まあ、そうでなきゃ困りますわな。
一年が始まったばっかしだし。

なんですな、とりあえず年末をもって
気分一新、リセットしちゃおうって
ご都合主義ってのは…
好きですわぁ。

とはいえ、未だ何をやるでもなし、
今年の行く末を(ちょっとだけ)案じながら、
ひたすら本を読んでるだけだったりして。

-追加したブツ-

随分と久し振りの再読。
(ほとんど忘れてるのね)
ドリュ・ラ・ロシェル『ゆらめく炎』
(le feu follet)[河出書房新社’67]

ご存知ルイ・マル「鬼火」の原作。
映画観たのも随分昔の事になりますなあ。

サティ「ジムノペディ」が効果的に使われてたのは
いまだ忘れ難し。

片岡義男『ミッチェル』
(Mitchell)[新潮文庫’92]
ジョニ・ミッチェルに導かれ、紡ぎだされた
11の短編。
(新潮文庫版はオリジナルに書き下ろし2編を
加えて更にいい按配の作品集となってるので
読むならコチラを。でも絶版かあ。じゃBで
ドゾ。105円)
「ちょうどその頃」「サーフボードの運命」
「紅茶の真夜中」「眠ってるあいだの無防備」
あたりが好みのタイプであります。

永井 宏『マーキュリー・シティ』
(Mercury City)
[東京書籍’88]

‘88年の夏に刊行された永井 宏の
第一エッセイ集。
刊行当時に入手するも、いつしか手放して
しまっていて、随分捜していたところ、一昨年
西荻の古書店Gにて発見。
以後、幾度となく読み返しているわけだが
今回は、昨年末刊行された直枝政広
「宇宙の柳、たましいの下着」[boid/map’07]
で以下のように触れられていたので。
少し長いけど、引用を。
‘ちょっと先輩の永井宏『マーキュリー・シティ』
も稀代の名エッセイである。おそらくはNRBQを
日本に紹介した初めての本だ。フレッド・ニールの
立つあの路上からつながる平熱の夜景がここにある。
復刊を強く求めたい。彼の書く小説も海辺の気だるさ
にあって実に味わい深い。日焼けした日の夕方の感じ
がするんだ。’
…う~ん、サスガは直枝さん。「マーキュリー~」
のみならず、永井さんの小説作品にも言及されるとは。
そう、永井宏「smile」’99「夏みかんの午後」’01
[共にサンライト・ラボ]
なんて、もっと多くの読者がいるはずなのにな。
こちらも乞う!復刊。な書籍と言えましょう。

そうそう、川本三郎「ミステリと東京」[平凡社’07]
にはやられちゃいました。
未読作品も多々ありながら、本書に掲載されたタイトルは
資料本含めて一から読み直したいっす。
(なにしろ、ミステリ作品を俎上にあげてるもんだから
当然ながらネタバレご法度。そりゃフラストレーション
たまりますわな。)

そんな読書のお供は、獅子十六/監修の
『魅惑のムード 秘宝館』[東芝EMI’00]。

シビれる音源のオンパレードで、頁繰る手ェも
揺さぶられっ放し。(本末転倒)

おまけ。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

2007⇒2008畸獣楽園 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。