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秋味 [音楽・本]

すっかり秋めいた、というより最早冬を感じさせるこの頃の気候。

手持ちの中で、秋のイメージといえばこのレコか…

「Walter Gross plays his own great songs 」
Russell Garcia and his Orchestra
1956 ( ABC-Paramount ABC-153.)

近年、矢鱈と多くなった連休だけど、まあ、カラダが休まって
いいやね。

で、この三日間もあれやこれやと手持ちのレコを聴いてはみたけど、
五臓六腑に染み渡る思いを味わったのは、このあたり。

「ITALIA」 PIER ANGELI
1959(ROULETTE/R-25051/東芝EMI/TOCJ-9601)
超絶美形女優/ピア・アンジェリがたった一枚残した至宝の作品。
こりゃ寺島靖国氏にリスペクトせにゃならんですわな。
このお顔でこのお声は反則。
聴き飽きないわあ。

「Live AT SIN-É」JEFF BUCKLEY
1994(BIG CAT/ABB61XCD)
リリースされて即購入した一枚。
当時、凄く聴き込んだ覚えが。
特に三曲目の「Je N’en Connais Pas La Fin」。
でも、その後のレコは一枚も聴いていない。
何故?
まあでもたぶんキット聴くだろうな。
必ず。

昨晩はジュンク堂池袋店で開催された
直枝政広「宇宙の柳、たましいの下着」発売記念イベント
(トークショー)へ。
直枝政広VS湯浅 学。
徹頭徹尾のレコードコレクター談義。
好きモノにはたまらん1時間強。

それにしても、この本、カーネーション・ファンは勿論だが、
すべての音楽、とりわけレコードマニアにはたまらん内容ですぜ。
ヘタなレコガイド本なんぞより、断然深くて面白い。
本書の表紙に貼り付けてあるステッカーの惹句-
「バンド歴24年、リスナー歴40年
直枝政広の勘違いの音楽史
演奏と聴取の共鳴が奏でる
究極のディスク・ガイド・ブック」
には誇張も偽りもない。

そこかしこにオイラの好きなお皿が続出。
また、それにまつわる話がいちいち頷ける…
やばいっす。この本。
直枝氏のテイストに加え、中山義雄、樋口泰人両氏
による、ファナティックなまでの(質・量共に)アルバム
解説と注釈が読者を圧倒する。
おまけに4曲入CDもついてるんだから、文句なしだわな。

トークショーに向かう前に入手したのがコレ。

作詞を手掛けた阿久悠氏も思い入れある一枚だそうで…
(作曲/井上忠夫・編曲/川口 真)
「本牧メルヘン」鹿内 孝
1972(キャニオン/A-90)


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